水道局のインフラツアーで森ケ崎水再生センターの見学をした。
会議室に入り、職員の方からお話を伺う。処理の工程の説明を受けた。
森ケ崎の処理区域は東京23区の25%で、154立米/1日の水を処理しているらしい。
今朝取ってきた処理前の水から微生物を探す、微生物界のスター・クマムシが見つかり参加者から歓声が。一番盛り上がった場面かも。クマムシは体が大きく、いろんな土地に強く、生命体で最強と言われているらしい。
反応槽で活躍する微生物の一覧。
ヘルメットを被り、軍手を装着して見学へ。
この日は雨で寒かった。滑ったり、ひっかかったり、怪我をしたりする虞があるので、職員の方が許可した場所のみ写真撮影。
①第1沈殿池…大きなゴミを回収。臭いがひどく、消臭する道管が張り巡らされていた。
②反応槽…微生物たちが分解。この水を採取して、1mほどあるアクリル筒に入れる。上から見て底の十字が見えるかというのもあった。(まだちょっと濁っているけど、見えた。)
空気を送る(エアレーション)のは、撹拌すること、水中に酸素を含ませる目的がある。
蓋の上に太陽光パネルを設置して、太陽光発電。周りに高い建物がなく、広大な施設ならではの取り組み。
③第2沈殿池…沈んだ活性汚泥を消化槽に戻す。
放流時の落差を利用し、小電力発電。(この写真では見えない)保守で、水を抜いて工事するらしく、この時ついでに掃除をするらしい。
飲むには適さないが、環境負荷のない状態にして放流。水が温かく、鳥たちが集まっている。
④消化槽…反応槽で出た汚泥を処理する場所。
51.5度で20日間やり、消化ガスを発生させる。
消化槽の中は管があるだけで、手を入れると温かかった。
⑤NaS電池…昼間に蓄電、夜間に使用する。電気料金の削減に。
⑥
再生センターのそばには、モノレールが走っているし、羽田空港にもほど近いため飛行機の音も大きかった。
トートバッグ、クリアファイル、ボールペン、木製しおり、ホッカイロをいただきました。ありがとうございます。
楽しかった!